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ヒットエンドランを仕掛けるタイミング

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ヒットエンドランは成功率はさほど高くなくリスクのある戦術です。
頻繁に用いる戦術ではありませんが、成功した時の効果は高く、状況を見極めてタイミング良く仕掛けていきましょう。

ゲーム展開

最も有効と思われる場面は試合が膠着しており、ゲームの流れを変えたい場面で用いたい戦術です。
成功すればゲーム展開が動きやすくなり、犠打などと比較して効果はとても大きいものとなります。
失敗しても、多少流れは動く可能性はありますが、膠着ゲームであるため通常時の失敗よりも影響は少ないと考えます。

次に有効と思われるのは接戦の中盤以降です。
こちらも流れを変えたい場面で用いたいところです。
一気に突き放したい、一気に同点に追い付きたいなど積極的な考えに基づいて採用される戦術だと思います。

序盤も成功すれば当然有効ですが、序盤から失敗して流れを失うリスクもあり指導者の考え方に依るところが大きくなります。

基本的には現状の打破、リスク承知でも積極的攻撃を仕掛けたいゲーム展開で有効な戦術です。
リスクを取る必要のない万全のゲーム展開ではあまり採用する効果は高くないと考えます。


アウトカウント

1死の場面が最も多いと思います。
得点圏に進めたいが、走者の足があまり速くない、捕手が強肩などの場合では盗塁は厳しく、犠打では2死になってしまうなどの場面で仕掛けます。
転がす方向さえ間違えなければ、打者がアウトになっても進塁打となり、攻撃は継続できます。

無死の場面ではまず候補に挙がるのは犠打ですが、1点を取りに行くだけでなく更に積極的に2点以上を目指したい状況では無死でも採用可能と思います。

2死の場合は確実にヒットが求められるため、成功率はとても低いものとなりますが、当たっている打者で確実にストライクが来るカウント
などの場合は仕掛けることも稀にあります。

ストライクカウント

ボール先行もしくは平行カウントなど、相手バッテリーがストライクを取りたい場面に仕掛けることが重要です。
確実にバットに当てる必要があり、ボール球を投げられるストライク先行のカウントではバットに当てられないリスクがあるためです。

2(ボール)-0(ストライク)、2-1、3-1、2-2、3-2辺りのカウントが有力な仕掛けるタイミングです。

相手投手

荒れ球の投手の場合はストライクが欲しいカウントであってもボール球になることがあるため、失敗のリスクが高まります。
やはりコントロールが良く、ボール先行のカウントでもきっちりストライクを投げられる投手相手に仕掛けるのが有効と言えるでしょう。

打者

右打者なら右打ちが得意で転がすことのできる選手、左打者なら引っ張って転がすことが出来る選手の時が有効です。

関連するページ

ヒットエンドランについて記載しているページは以下の通りです。
こちらをご覧いただくことでより深く理解できます。
ランナー1塁 ヒットエンドラン
ランナー1,2塁 ヒットエンドラン
ヒットエンドランのポイント
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