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ランナー1塁や2塁では右打ちを狙え

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ランナー1塁や2塁では右方向を狙うとよいと言われています。
その理由を説明します。

どういった場面か?

まず前提から言うと、ランナー1塁のみ、ランナー2塁のみ、ランナー1,2塁の3つの場面では右打ちが良いとされています。
これらの場面で右打ちが良いとされているのは理由があります。
それぞれの場面に分けて右打ちが良いとされている理由について説明します。

ランナー1塁で右打ちする理由

主に無死や1死の場面では有効とされています。
考え方としては、相手の守備位置です。

まず、ファーストですが1塁にランナーがいるのでベースについています。
投手の投球開始と同時にベースを離れて守備位置につきますが、ベースの横に移動するイメージになるため、通常の定位置より前に守ることになり、
ヒットゾーンが広がります。

次にセカンドの守備位置です。
送りバントが考えられる場面は別ですが、相手がゲッツーを狙っている場合はやや2塁ベース寄りに守ります。
結果、一二塁間が開くことによりヒットが出やすくなります。

そして、ヒットになればライト前ヒットになるので1塁ランナーは一気に3塁まで進塁するので、ランナー1,3塁にすることができます。
1,3塁になれば得点の可能性が高まることはもちろん、封殺される塁が減るので相手守備の選択肢が減り、守備側も難しくなります。
(2012/7/10 ロク様ご指摘加筆)

そのため、右打ちが良いとされています。

ランナー2塁で右打ちする理由

ランナー2塁で右打ちする理由は簡単です。
攻撃のセオリーの「2塁ランナーは自分の左側のゴロはスタート」にも書いた通り、セカンドゴロやファーストゴロの場合は3塁進塁出来ます。
そのため、2塁ランナーはセカンドゴロやファーストゴロは素早くスタート出来ます。

そして、その当たりがライト前に抜ければ、素早くスタートを切っているためほぼ確実に本塁へ生還できます。

これが、ショートゴロやサードゴロの場合はボテボテの当たり以外は3塁進塁は出来ません。
また、レフト前ヒットも三遊間を抜けたのを見てスタートが基本なので(2死は除く)、本塁生還は難しくなります。


これら理由により、ランナー1塁や2塁では右打ちするのが良いと言われています。


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