本文へスキップ

バッティング/走塁の技術と攻撃の戦術は野球の攻撃力を上げるための情報サイトです。

バッティングと走塁の技術で個人のレベルを底上げし、
攻撃の戦術でチームのレベルを底上げする!

ベースランニングの基本 インプレーまでに確認しておくこと

トップページ > ベースランニングの基本 > インプレーまでに確認しておくこと

ランナーはインプレー(プレーがかかった状態)まで最低限確認しておくことがあります。怠るとボーンヘッドや進塁の判断を誤ることにつながります。
また、確認しておくことで積極的に走塁すべきか、自重すべきかなど事前に想定しておくことができ、スムーズな走塁を実現します。

確認しておくこと

確認しておくことを以下に説明と合わせて列記します。
また、サインを除いて以下の情報はランナーコーチと共有しておきましょう。

・点差
当然頭に入っていると思いますが、点差によって走塁が変わってきます。
例えば、点差が開いている場面でランナーを溜めてビッグチャンスを作りたい状況にも関わらず、無理に次の塁を狙ってアウトになっては台無しです。
ランナーを溜めていきたい場面なのか判断するうえでも点差は重要です。

・イニング
序盤、中盤、終盤でも走塁が変わってきます。
点数も関係してきますが、積極的に本塁を狙う必要があるかどうかなど進塁の判断はイニングの進み具合も影響があります。

・アウトカウント
確認を怠ってボーンヘッドが起こる一番の要因です。
2死でフライが上がり相手が落球したが走っていなかったなど、ミスだけではなくチームの雰囲気も悪くします。
また、内野ゴロや犠牲フライで本塁突入するかどうかもアウトカウントが重要な要素です。
(詳しくは3塁ランナーの基本とテクニックをご覧ください)
アウトカウントは必ずランナー同士やランナーコーチなどに確認し合うようにしましょう。

・打順
自分がランナーの時、打席に入っている打者はもちろんネクストバッターが誰なのかも頭に入れておく必要があります。
ネクストが期待出来る打者であれば、それまでは無理して本塁突入しないなどの判断ができます。
逆に次の打者が当たっていなければ、多少無理した走塁をするなどがあります。

・守備位置
守備位置を確認することで事前の想定や打球が飛んだ時に素早い判断ができるようになります。
例えば、1塁ランナーで外野が深ければシングルヒットでも3塁を狙いにいくなどです。

・外野手の肩
打球が飛んだポジションの選手の肩が弱ければ積極的に次の塁を狙いにいく、肩が強ければ自重するなど判断ができます。

 ・ボールカウント
ボールカウント次第では単独スチールを狙ったり、1塁ランナーや走者が詰まった状態で2死フルカウントであれば自動的にスタートを切ったりすることが出来ます。

・キャッチャーからバックネットまでの距離
特に3塁ランナーはキャッチャーからバックネットまでの距離を把握しておきましょう。
距離が近い場合はキャッチャー方向に跳ね返ってきやすくパスボールやワイルドピッチが発生したからと言って簡単には突入
出来ません。

・サイン
これも当然ですが、ベンチのサインは必ず見るようにしましょう。
ファールなどになった場合もすぐにベースに戻ってサインを確認します。
詳しくは、以下リンクをご覧ください。
サインの見方と種類 サインの見方

スポンサードリンク

姉妹サイト

野球 守備フォーメーション
守備のポイント、ケース別フォーメー
ション、守備のセオリーを網羅!
守備力の底上げを!


投手の技術
ピッチングフォーム、変化球の投げ方、フィールディングなど投手に必要なスキルを全て詰め込んだサイト

配球論
配球の考え方、ストライクカウント別の考え方、配球のセオリー、変化球の使い方を紹介した配球専門サイト

スポンサードリンク