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打つ スイング編PART4 レベルスイングのメリット、デメリット

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日本人選手においてはこのレベルスイングが最も採用されており、ボールを捉えるという点では理にかなっており、
デメリットも少ないスイングです。
まずはレベルスイングをしっかりと覚えてから、飛距離を出したければややアッパースイングに移行していくことを
当サイトではおすすめします。

レベルスイングのメリット

レベルには以下のようなメリットがあります。

メリット@ 最もボールの軌道に近いイメージで打球を打てる
レベルスイングは地面に対して水平、もしくはボールに近い軌道で振るイメージです。
そのため、ボールを線で捉えることができ、空振りが少なく、ミートポイントの幅が広くなります。

図:レベルスイングの軌道とボールの軌道

図:ダウンスイングの軌道とボールの軌道


図:アッパースイングの軌道とボールの軌道



メリットA 強いライナー性の当たりが打てる
アッパースイングやダウンスイングと比較して、ポップフライやボテボテのゴロになりにくく、理想的なセンター
方向への強いライナーを打ち返しやすくなります。

メリットB 芯を外しにくい
また、メリット@で説明したとおりミートポイントの幅が広いため、タイミングがややずれても芯を外しにくい
特性があります。


これらメリットにより、レベルスイングをマスターすることで、より高確率なヒットを打てるようになると考えます。

レベルスイングのデメリット

デメリットは、レベルスイング単体のデメリットというよりは、ダウンスイングおよびアッパースイングと比較して
のデメリットになります。


デメリット@ ダウンスイングと比較するとバット軌道が遠回りする
ダウンスイングが最も最短距離でバットが出ることをダウンスイングのメリット、デメリットにて説明しました。
レベルスイングはダウンスイングと比較して最短距離ではなく、ボールの軌道とバットの軌道を線として合わせる
イメージで振るので遠回りになります。
しかし、ダウンスイングはその分ミートポイントが点となってしまいます。


デメリットA アッパースイングと比較して飛距離が出にくい
アッパースイングはボールの下に入りやすく、打球が上がりやすくなります。そして、バックスピンも掛かりやすい
ためボールの飛距離が出やすくすります。
レベルスイングボールを面で捉えてライナー性の当たりをイメージしているため、アッパースイングと比較して
やや打球があがりにくく、飛距離も劣ります。
しかし、その分バットの軌道はアッパースイングよりも短い距離で出すことができ、高めのボールに対しては、
非常に短い距離でバットをスイングすることができます。


上記記載のとおり、レベルスイングはバランスの取れたスイング手法であると言えます。

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