ランナー2塁の外野フライは基本はハーフウェイ
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なぜ、ハーフウェイ?
ランナー2塁で外野フライが上がった時はハーフウェイに出るのが基本です。
右中間に大きなフライが上がった場合もです。
その理由はタッチアップで3塁進塁を狙うよりも、ヒットになった場合に備えて本塁突入を確実にするためです。
2塁ランナーが本塁に到達するまでは大体7〜8秒程度掛かります。
そのため、タッチアップの姿勢を取ってしまうと仮に外野を抜けた場合も素早く本塁送球されてしまうと間に合わない可能性が高いためです。
特に高く上がったフライは捕球できなくても、すぐに拾われてしまい、予想よりも早く本塁に返球してきます。
そのため、ランナー2塁での外野フライはまずはハーフウェイに出るようにしましょう。
ハーフウェイで様子を見てタッチアップに切り替える
ハーフウェイが基本だからと言っていつまでもハーフウェイに出ている必要はありません。
例えば、右中間に上がった深いフライの場合はまずはハーフウェイに出て様子を見て、確実に捕球されそうであればベースに戻ってタッチアップに
切り替えます。
慌しい動きになってしまってスタートが遅れたらタッチアップは諦める。
難しく感じますが、走塁はとにかく経験がものを言います。
まずはこういった動きに慣れることが重要です。
ライナー性の打球はタッチアップでも良し
ライナー性の打球の場合は捕球出来なければ、球の勢いがあり良く転がるため、ボールを拾って本塁に送球が到達するまで7秒以上掛かることが
多くあります。
そのため、ライナー性の打球はタッチアップの姿勢を取っていても良いと思います。
ライナー性の打球でハーフウェイに出ていて慌てて2塁ベースに戻ってタッチアップ失敗というケースがよくあります。
全ては自分の2塁から本塁までの到達時間と外野手がボールを拾ってから本塁に送球が到達するまでの時間の比較で決まるということを覚えましょう。
チームによってはアウトカウントで変える
尚、チームによっては0アウトはタッチアップ優先、1アウトはハーフウェイ優先とアウトカウントによって変えることがあります。
このアウトカウント別に基本方針を変えるのも理にかなっていると思うので、チーム方針に従って行って下さい。
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