サインの出し方 ブロックサイン
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最も使われているサイン
最も多くのチームが使っているサインで盗まれにくい効果があります。
ブロックサインとはキーとなる場所を決めておき、そのあと触った場所が実行する作戦とするサインの出し方です。
例えば、事前にキーとなる場所を右ひじと決めておきます。そして、実際のサインは帽子のつばがバント、胸が
盗塁、ベルトがヒットエンドランとします。
口→耳→右ひじ→ベルト→帽子のつばならヒットエンドランです。
帽子のつばは盗塁のサインですが、キーの後ではないため実行する作戦ではありません。
ブロックサインを更に複雑化する
ブロックサインを更に複雑化して盗まれにくくすることもあります。
@キーとなる場所を変える
例えば、キーとなる場所が肘だとすれば1塁側のベンチでの試合はは左ひじ、3塁側ベンチの試合であれば右ひじなど
ベンチの位置によってホームベース側の腕をキーにすることで何度も対戦しているチームに簡単に見抜けないように
します。
Aキーのすぐ後ではなく、キーの後2番目の場所をサインとする
キーのすぐ後の触った場所ではなく、例えばキーのあと2番目のサインを実行する作戦とします。
例えば、事前にキーとなる場所を右ひじと決めておきます。そして、実際のサインは帽子のつばがバント、胸が
盗塁、ベルトがヒットエンドランとし、
口→耳→右ひじ→左手甲→胸→ベルトなら盗塁です。
これは何番目でも構いません。
Bキーを2か所決めて、そのキーによって実行するサインが何番目か変わる
更に複雑化したサインです。
例えば、キーは口を左手で触ると口を右手で触るの2種類作り、左手で触ったら1番目が実行するサイン、右手で
触ったら3番目が実行するサインとします。
実際のサインは帽子のつばがバント、胸が盗塁、ベルトがヒットエンドランとします。
耳→左手で口→
帽子のつば→
ベルト→左肩ならバントです。
耳→右手で口→帽子のつば→右手甲→ベルト→左肩ならヒットエンドランです。
強豪校などは相手に研究されているため、この様なサインを取り入れているケースも多くあります。
取り消しもサインに入れる
更に相手を惑わせる、もしくはサインの出し方を間違えた場合を考慮して取り消しのサインを入れることも有効です。
例えば、取り消しは胸を右から左になぞったら取り消しとします。
キーは右ひじとしキーの後1番目が実行サイン、実際のサインは帽子のつばがバント、胸が盗塁、ベルトがヒットエンド
ランとします。
右ひじ→ベルト→胸を右から左になぞる→耳→右ひじ→帽子のつばならバントです。
一度ヒットエンドランのサインを出しましたが、取り消してバントにしています。
試合中サインが盗まれていると感じたら
ことごとく盗塁の時にウエストされるなどが起きた場合、サインが盗まれている場合があります。
その時は、キーの場所を変えるなどして対処して下さい。
私の高校時代は偵察部隊が対戦相手のサインを1試合見続けてサインを見抜く担当の役割もいました。
選手のレベルに合わせながら、色々なブロックサインを使っていきましょう。
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