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ホームコーチの役割とジェスチャー
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本塁の突入してくるランナーのため、ホームコーチは必ず必要です。
その役割とジェスチャーについて説明します。
ホームコーチの役割とは
ホームに突入してくるランナーはスライディングが必要か?、スライディングする時は回りこんで突入する必要があるか?、回り込む
ならどちらか?などの情報を必要としています。
これらは1塁コーチや3塁コーチでは行えないので、ネクストバッターが本塁に突入してくる延長線上に立ち、指示を行います。
これがホームコーチの役割です。
ジェスチャー@ スライディング
スライディングが必要な時はネクストバッターは本塁に突入してくるランナーに指示を出しましょう。
腕を上下に繰り返し振ってスライディングが必要であることを教えましょう。
ジェスチャーA バックネット側へ回りこめ
キャッチャーがベースの前で捕球した時(ライト方向の打球が多い)はバックネット側へ回り込む必要があります。
その時は以下のジェスチャーで知らせましょう。
腕をバックネット側に振ることでバックネット側に回り込む必要があることを教えます。繰り返し行いましょう。
ジェスチャーB マウンド側へ回りこめ
キャッチャーが塁線上より下がって捕球しそうな時(レフト方向の打球に多い)はマウンド側に回り込んでスライディングすることでセーフになりやすくなります。
両腕をマウンド方向に繰り返し振ってマウンド側に回り込んでスライディングする必要があることを教えます。
ジェスチャーC ノースライディング
送球が本塁に返ってこない時はスライディングする必要はありません。
特にピッチャーの時はスライディングで怪我するリスクもあります。この時はスライディングは不要であることを教えましょう。
両腕を上げて前後に繰り返し振って駆け抜けてよいことを伝えます。
バットをどけよう
ネクストバッターは本塁コーチを行う前に本塁ベース付近に転がっているバットをどけることを忘れないで下さい。
本塁ベース付近にバットが転がっていると怪我の原因になります。
球審がどけてくれる時もありますが、まずはネクストバッターがどけるようにしましょう。
バッテリーエラーの時は
バッテリーエラー(ワイルドピッチ・パスボール)における、本塁突入のホームコーチは、打席にいる打者が行います。
これは、ボールが三塁コーチの死角に入ることがあり、より近い打者の方がボールの行方を確認しやすい為です。
また、捕手の後逸フェイントにも、注意しましょう。
打者は「ゴー」であれば、手で本塁に招くようにジェスチャーし、「ストップ」であれば手のひらを3塁ランナーに向けてストップの
ジェスチャーを行いましょう。
但し、原則は3塁ランナーの自己判断で行い、ボールの行方が死角に入って見えない時などに打者の指示を判断材料としましょう。
※2012/6/27 ロク様ご意見反映
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