本文へスキップ

バッティング/走塁の技術と攻撃の戦術は野球の攻撃力を上げるための情報サイトです。

バッティングと走塁の技術で個人のレベルを底上げし、
攻撃の戦術でチームのレベルを底上げする!

3塁ランナー 走塁 PART1 内野ゴロでの判断

トップページ > 2塁ランナーの基本とテクニック >3塁ランナー 走塁PART1内野ゴロ

用語が分からない方は左メニュー走塁基本用語集をご覧ください。

内野ゴロで1点取れるチームは強いチームです。
内野ゴロで1点取るための重要な要素は3塁ランナーの走塁です。


本塁突入の打球の判断

本塁突入は一瞬の判断の遅れでアウトになります。
判断基準を頭に入れておき、3塁ランナーとなったら必ずシミュレーションをしておくことで瞬時の判断が出来るようになります。

また、サインの種類の見方に記載している通り、ベンチからの指示で内野ゴロの本塁突入を事前に決めることもあります。

ここでは、ランナーが自ら判断する場合の判断基準を説明します。


事前に見ておくこと

まず、打球が飛ぶ前に必ずやっておくことは守備位置の確認です。
3塁ランナーに限った事ではありませんが、この場合特に重要です。

前進守備なのか、中間守備気味に守っているのか。
前進守備を敷いている場合は、簡単には本塁突入は成功しません。
好条件の内野ゴロのみ突入とします。(何が好条件かについて後述)

中間守備の場合は打球によって本塁送球してきます。
この場合は相手も打球によっては1点はやむを得ないと考えているケースが多く、成功しやすくなります。

打った時の判断基準 打球の強弱

打球の強弱が判断基準です。
ちなみにピッチャーゴロは殆どの打球で本塁突入は間に合わないので、外して考えて下さい。

まず、強いゴロの場合は野手が捕球するまでの時間が短く、かなりの確率でアウトになります。
強いゴロが飛んだ時は思わず反応してしまいますが、自重して内野を抜けたらスタートとするべきでしょう。

続いて弱いゴロですが、弱いゴロやバウンドが高いゴロの場合は本塁突入が成功しやすくなります。

これらを瞬時に見極めて本塁突入を判断します。
また、プラスして事前に見ておいた守備位置を加味する必要があります。

例えば、前進守備でも弱いゴロやバウンドが高ければスタート、中間守備でも強いゴロの場合はストップなどです。

アウトカウント別による判断

アウトカウントも本塁突入を判断する上で重要な要素です。
無死と1死で説明します。

【無死の場合】
アウトかセーフになるか分からない場合は自重するのが通常です。確実にセーフになる場合のみ本塁突入としましょう。
アウトが増えてもまだ1死です。次のバッターでスクイズも考えられますし、より条件の良い内野ゴロや犠牲フライ、ヒットが飛び出す可能性があります。

【1死の場合】
基本は突入して良い場面です。突入しなければ2死になることは確定的な状況です。2死から得点出来るとすれば
安打のみです。安打が出る確率は3割あるかどうか。
次の打者が調子が良い打者や期待できる打者であれば2死まで我慢しても良いかもしれませんが、確率論でいけば、ここはギャンブルスタート
とはなりますが内野ゴロGOで良いと思います。


スポンサードリンク


姉妹サイト

野球 守備フォーメーション
守備のポイント、ケース別フォーメー
ション、守備のセオリーを網羅!
守備力の底上げを!


投手の技術
ピッチングフォーム、変化球の投げ方、フィールディングなど投手に必要なスキルを全て詰め込んだサイト

配球論
配球の考え方、ストライクカウント別の考え方、配球のセオリー、変化球の使い方を紹介した配球専門サイト

スポンサードリンク