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2塁ランナー 走塁 PART2 外野フライの判断

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タッチアップか?ハーフウェイか?

外野にフライが上がった時にタッチアップのためベースに戻るか、ハーフウェイとするか迷うところですよね。
まず、前提として2塁ランナーはフライが上がったらハーフウェイが基本です。
これは犠牲フライで3塁に進むよりも、ヒットになった場合に本塁突入することを優先するためです。
ただ、一旦そこは度外視してケース別に考えてみます。

【定位置より前のフライ(全ポジション共通)】
タッチアップは基本的に無理なのでハーフウェイとします。

【定位置もしくは定位置より後方へのレフトフライ】
3塁に最も近いためハーフウェイが原則です。


【レフト-センターの定位置で結んだラインより後ろの左中間へのフライ】
レフトが深い位置で捕球する場合は3塁送球する際に体を入れ替える必要があるため、タッチアップを狙ってみるのも面白いと思います。
センターが捕球できそうな状況であれば、ややタッチアップは難しいのでハーフウェイにいましょう。


【定位置もしくは定位置より後方へのセンターフライ】
この場合もハーフウェイが基本です。
但し、ライナー性の打球の場合は捕球出来なければ、打球が転がる時間が長くなるためタッチアップの姿勢からでも本塁突入を狙える可能性が
あるため、タッチアップを狙ってみても良いと思います。

【センター-ライトの定位置で結んだラインより後ろの右中間へのフライ】
高く上がった打球もハーフウェイが基本です。但し、明らかに捕球されそうな場合はベースに戻りタッチアップを狙いましょう。


【定位置もしくは定位置より後方へのライトフライ】
定位置よりややライト線寄りの打球であれば、タッチアップを狙ってみましょう。後は外野手の肩次第です。


上記した内容はあくまで目安です。
走塁の経験を積んで判断力を養いましょう。

尚、2塁から本塁への到達時間は大体7〜8秒程度です。
この時間を考えると、捕球出来なくてもタッチアップの姿勢から本塁を狙う難しさが分かると思います。

ハーフウェイの位置の違い

打球によるハーフウェイの位置の違いを説明した図です。
青・・・センターフライは2塁までの送球距離が短いため、あまりベースから離れないようにします。
赤・・・レフトフライは2塁に送球がきても帰塁が間に合う位置に出ます。センターフライの時よりはややベースから離れられると思います。
    但し、かなり浅いフライの場合は青で良いでしょう。
紫・・・ライトフライは特にライト線上に上がったフライは少し大き目にハーフウェイを取れると思います。
    2塁ベース寄りのライトフライは青or赤の位置です。



3塁にもランナーがいる場合

3塁にもランナーがいる場合は2塁ランナーのタッチアップにスタートは3塁ランナーに合わせる必要があります。
3塁ランナーがタッチアップを狙えば本塁送球となるため、2塁ランナーもタッチアップするのが基本です。

但し、気をつけたいのがレフトフライです。
レフトフライの場合、本塁送球が間に合わないと判断した場合はカットした野手が3塁送球に切り替えてくる可能性があります。
この場合はタッチアップを狙う姿勢だけ見せるかハーフウェイとしましょう。
これはレフト寄りのセンターフライでも同様です。


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