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打撃練習別の目的解説 > トスバッティング(ペッパー)の目的
トスバッティングとは
トスバッティングとは主に1対1でやり、1人は野手、1人はバッターになり、10m程度離れた位置から緩いボールを
野手が投げて、軽く野手に打ち返すバッティング練習です。
ペッパーとも呼ばれています。
話が反れますが、なぜペッパーと呼ばれているかと言うと、元々は数人対1人で行って1球ごとに違う選手に打ち返す
様子が胡椒を振り掛けるように見えるためペッパーと呼ばれるようになったようです。
本ページでは私が使い慣れているトスバッティングと表現します。
それでは、トスバッティングの目的について説明します。
より正確なバットコントロールを身に付ける
トスバッティングは1対1で行うため、アウトコース、インコース、高め、低めなどどんなボールであっても正確に
相手に打ち返す必要があります。
常に芯を意識して、どんなボールであっても正確に相手に打ち返すことにより、正確なバットコントロールが身につき、
バットの芯に当てる技術も身につきます。
自分のフォームの確認
トスバッティングは主に練習の前半に行われます。フ普段自分が心がけているバットの出し方やヘッドの動きなどを
確認することが出来ます。
ここでしっかりと自分の目指すスイングや自分とおりのバッティングを意識することで、その後の本格的なバッティ
ングにスムーズに入っていくことができます。
特に試合の時は、バッティング練習はトスバッティングしかできない場合もあり、ボールを打って自分のバッティ
ングを確認する唯一のチャンスです。
目的意識を持って取り組むようにして下さい。
特に少年野球の選手は漠然と打っているケースが見受けられます。
指導者の方はトスバッティングの目的をしっかり伝えてあげるようにして下さい。
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