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ティーバッティングとは
バッターの斜め45度から下手投げからトスしてもらい、打つ練習です。ティースタンドを立てて打つ練習も
ティーバッティングということもありますが、これにはまた違った目的が含まれますのでページを分けて
別途説明します。
このページではトスしてもらったボールを打つ練習をティーバッティングと定義して説明していきます。
(tee=棒なので違和感があるかもしれませんが、日本ではこう呼ぶのが一般的です)
それでは、ティーバッティングの目的を説明します。
振る感覚から打つ感覚へ
素振りのページで説明しましたが素振りはフォーム作り、フォーム固めの練習であり、振る感覚を養っていきます。
振る感覚が出来あがったところでいきなりピッチャーが投げる球を打つことも出来ますが、全く感覚が変わるので、
素振りの時のフォームと同じ様に打つことは容易ではないでしょう。
この差を埋めるのがティーバッティングです。
近距離でトスしてもらい、タイミングを取って打つ感覚を養っていきます。近距離からトスしてもらうため、素振り
で作ったフォームを崩すことなく打つ感覚を養っていきます。
素振りで出来あがったフォームを実際にボールを打った時にどうなるか確認していくことができます。
また、ティーバッティングは体に近い球や遠い球など投げ分けてもらうことで、正しいミート位置で捕える感覚を
養うことができます。
投手の球を打つ前のウォーミングアップおよび感覚確認
ティーバッティングの目的はもう一つあります。
フリーバッティングなどの投手の球を打つ前にティーバッティングすることでスイングするための筋肉を温める
役割とフリーバッティングをする前にミートの位置の確認、フォームの確認をする役割もあります。
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