トップページ >バッティングフォーム > 打つ スイング編PART10 インパクト
ようやく、インパクトです。
インパクトは力強くボールを押し込む技術が求められます。
インパクトの瞬間は肘に余裕がある状態を保つ
子供たちが良く勘違いしているのが、インパクトの瞬間は肘が伸びていると思っている点です。
残念ながらインパクトの瞬間は肘は伸びていません。
まずは下の写真をご覧ください。
ご覧いただいた通り、インパクトの瞬間は肘を曲げて余裕がある状態でボールを捉えています。
そして、インパクトの後は前に腕が伸びていっています。
では、なぜ肘を曲げた状態でボールを捉えるのでしょうか?
飛距離を出すにはボールを押し込む動作が必要
肘を伸ばした状態でボールを捉えた場合、そのあとは手首が返っていきフォロースルーに向かうだけです。
これでは、強い打球は生まれません。
肘を曲げた状態でボールを捉えると、ボールを捉えた瞬間にボールを押し込んであげる動作ができます。
実は、この
ボールを押し込む感覚を覚えると一気に飛距離が出るようになります。
押し込む動作とは、肘を曲げたインパクトから前方もしくは打ちたい方向にバットを押し出す(平行移動)
させるイメージです。
インパクトの瞬間を作ってみて、誰かにバットを押してもらいそれを前に押し返してみて下さい。
それが、押し込む動作です。
重要なのは右手
左バッターなら左手です。
押し込む動作をするには左手ではなく、右手です。右手で力強くボールを前に押し込んであげるのです。
逆に左手で押し込もうとすると手首が返りやすく、バットをコネやすくなります。
良くバッティングは引き手が大事と言いますが、私は押し込むの手の方が重要だと思っています。
この押し込む手の感覚を掴むことでヘッドも下がることなく、力強い打球が生まれるのです。
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