1,3塁ではゲッツーのリスクがあり、また2点を何とか奪いたいときに有効な戦術です。
まず、1塁ランナーは盗塁します。そして、捕手が2塁送球すると同時に3塁ランナーはスタートをきるふりをします。
こうすることで、セカンドにボールをカットさせて1塁ランナーは盗塁成功し、3塁ランナーはすかせずベースにもどるようにすることで
23塁の場面を作ります。
相手のフォーメーションが重要
この戦術は相手のフォーメーションが重要です。
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ダブルスチール対策のセカンドカットを行うチームかどうかが重要です。
元々2塁送球はしないと決めているチームには単純に2塁盗塁で問題ありませんが、捕手が肩が強く2塁送球をしてくるチームに対しては有効な
戦術です。
気をつけたいこと
この戦術で気をつけたいことは捕手の3塁送球への切り替えと3塁ランナーの偽装の出すぎです。
まず、3塁送球ですが、捕手によっては2塁に偽投して3塁ランナーを誘い出して3塁送球してくることがあります。
3塁ランナーは送球した瞬間にスタートを切るようにすることを心掛けることが重要です。
また、3塁ランナーはあくまで偽装のため、安全に戻れる位置を把握しておきましょう。
特にセカンドが2塁送球をカットして素早く3塁送球してタッチアウトでは何の意味もありません。
上記2点はこの戦術において特に注意したい点です。
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